最新ニュース : 米津玄師の写真・動画使用禁止に過剰反応する「傲慢」 - |

今月25日、「東京ドラマアワード2018」の表彰式が都内で行われ、石原さとみ(31)や田中圭(34)、吉田鋼太郎(59)などに加え、主題歌賞を受賞した米津玄師(27)も出席した。 米津玄師はドラマ『アン・ナチュラル』(TBS系)の主題歌「Lemon」で受賞。「Lemon」は、オリコン・デジタルシングルウィークリーランキングで初週23.6万DLを記録し、「発売初週でのDL数」、「歴代累計DL数」両方の歴代記録を塗り替えた。それにとどまらず、Billboard上半期ランキングの「JAPAN HOT100」、「TOP ARTISTS」、「DOWNLOAD SONGS」3冠を獲得。初動だけでなく長く売れ続けるロングヒットとなっており、2018年を代表する大ヒット曲となった。この曲で米津玄師の存在を知った人も多いのではなかろうか。「米津玄師の写真や動画は使用禁止」  米津玄師が地上波のテレビ番組に出演する機会は少ないため、受賞式では多くのマスコミが米津の姿を捉えようと意識していたという。しかし、式が始まる直前にスタッフから報道陣に対して、米津登壇時の “禁止事項”が書かれたプリントが配布され、報道陣は激怒したとされている。そこには、米津の所属事務所の意向により「その場で撮影した米津の写真や映像は一切使用してはならない」と書かれていたそうだ。 当日の米津玄師の写真を使用したいメディアには、オフィシャルスタッフが撮影したものが後日送付された。実際に、いくつかのネットメディアが同じショットを掲載している。 この“禁止事項”によって報道陣は大荒れだったそうだ。カメラを携えて現場に向かった記者としては、憤るのももっとも……なのだろうか。たしかに禁止事項の通達が直前になってしまったという点では、米津スタッフにも問題がなかったとは言えないのかもしれない。 しかしなぜこの会見で、上記の禁止事項が設けられたのだろうか。「所属事務所が、米津のミステリアスな雰囲気を守るため」という見方もあるが、それだけではないのではないか。 米津玄師は、今月23日にリリースされた「HIGHSNOBIETY」でのインタビューにおいて、自身がマルファン症候群であることを示唆している。マルファン症候群は難病に指定されており、難病情報センターによると、全身の結合組織の働きが体質的に変化していく病気。症状は一人ひとり異なり、米津は骨格の症状である、高身長・細く長い指・背骨が曲がる・胸の変形などといったものに当てはまると思われる。 マルファン症候群の骨格の症状は外見に表れるため、事務所が病気を考慮しマスコミが不意打ちに撮影した写真や動画の使用を禁止したという可能性も考えられる。しかし一方で米津自身は前掲インタビューにて、かつては自身の肉体・ボディラインを必要以上に洋服で隠そうとしてきたが、最近は「そもそもそういうふうに生まれてきたんなら、それでいいと思えるようになってきた」と語っており、これについて特段の気遣いを要していないかもしれない。マスコミの“取材してあげる”“撮ってあげる”という上から目線  “禁止事項”によってマスコミが荒れた原因は、式の直前に告知した事務所側にもあるだろう。しかし、写真や動画の使用を“禁止”されたことに激怒するというマスコミの感覚も不可解だ。 「ビジュアルに自信がないなら出るな」と暴言を吐いた記者もいるというが、そうした不遜な態度で被写体に接することのほうがよほどおかしなことではないか。マスメディアが取材をし、“PRしてあげる”“撮ってあげる”ことで芸能事務所や音楽業界との関係が成立する側面もあるだろうが、それは一方的な関係ではないはずだろう。 ネット上では「本人の意思を尊重すべき」「でた、マスコミの上から目線」「米津は音楽を売りにしてるんだからビジュアルは関係ない」など、米津を擁護する声が多く、マスコミと一般社会との感覚の乖離がうかがえる一件となった。(栞こ)